「売れる商品」は、お客様から継続的に支持される味・品質であることに加え、売場での見栄え、量感の有無、適正な価格であることなどが求められ、複合的で複雑な要因が絡み合っています。 ひと工夫すれば売れ数が飛躍的に伸びる商品など、一筋縄ではいかないのが商品の選定です。
例えば、ヤマイチマルシェの看板商品であるビッグワッフル(製造者:株式会社メモルス)は、1個単位の販売では振るいませんが、3個セットでの販売によって販売数を飛躍的に上げることができます。 3個セットでの販売によって、お客様がお得感をより感じて頂けるようになること、量感が出て陳列時の商品アピール力が上がること、朝昼夕の食事シーンを想起させる効果がある等、売上の上昇に資する要因は様々あります。 それでも価格の選定を一つでも間違えば、販売数を稼ぐことはできません。
ヤマイチマルシェでは、大手スーパーマーケットでの売場マネージャー経験やバイヤー経験を持つ、豊富なスタッフが日々、商品選定に鎬を削っています。 常にトレンドや世の中の消費の変化にアンテナを巡らせ、リテール(小売業)のプロフェッショナルとして、売場を新鮮に保つための営業努力を欠かしておりません。
売場は、単なる「商品の集合置場」ではありません。
お客様に、負担をかけずに、お買い物を楽しんでいただくため、
緻密に計算され、消費者心理に最適化されたのが、「売場」なのです。
よって、良い「売場」を作るためには、先人たちが築き上げた知恵・技術の集合である「売場技術」に基づき、売場を作ることが重要です。
例えば、一商品について、適正な売れ数を確保するためには、販売数の3倍強の在庫を売場に確保するというのが基本的な売場在庫の考え方です。 つまり、1日で20個売れる商品があれば、最低でも60個は売場に陳列してある状態でなければいけないのです。 しかし、この基本的な考え方を知らないと、20個置いておけば良いという考えに陥ってしまいます。それでは週間で5個くらいしか売れず、大きなチャンスロスをしてしまうのです。 商品は「役者」であり、売場は「舞台」です。その役者を最も輝かせてあげる舞台を築くのが、プロデューサーである我々の仕事なのです。
ヤマイチマルシェでは、売場経験豊富なスタッフが、研鑽し抜かれた売場技術をふんだんに用いて、売場づくりにあたっています。 記録媒体に残し、それぞれの商品ごと、どのようなパターンで最も大きな売れ数を残せるか、弊社内で経験知をデータベース化しているのです。 スーパーマーケットでも用いられる基本的な売場技術で代表的なものを下記に例示させて頂きます。
その名の通り、単品商品を大量に陳列することを指し、基本的な売場技術ですが、効果は絶大です。 新商品や売り込み商品、季節スポット商品などで用い、そのボリューム感で売場全体に活気をもたらす効果があります。
お客様に商品を認知していただく上で、商品カテゴリーごとに縦割りで陳列する方法です。人間は左右よりも上下での視覚移動の方が楽であるため、 同カテゴリーで比較検討される可能性のある商品は30~40cm単位での縦陳列を行うことが推奨されます。お客様の比較検討の心理的負担を軽減する効果があります。
商品を上積みする際に、商品の全面を、「正面」「上向き」の層ごとに陳列していく方法です。一方方向の積み方と比較して、約2倍〜3倍の量を積み増すことができます。 単品大量陳列の際には必須の売場技術と言えます。
上記の「商品企画力」「売場技術」を結合して、爆発的な力を生み出すために必要なのは、機動力に他なりません。 弊社は埼玉県南西部の狭山市に位置しており、関越自動車道、圏央道ともアクセスが良く、迅速に配送が可能です。 配送は経験豊富な売場スタッフが直接参ります。
ヤマイチマルシェは、リテールプロフェッショナルとして、日々進化を続けております。 売場を少しでも良くするためであれば、いかなる努力も惜しまないのが、ヤマイチマルシェであります。